Bibliopoly

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ジークレーアートのビブリオポリ

ヨーリス・フーフナーヘル

ヨーロッパ屈指の細密画家

皇帝ルドルフU世の『いと美しきカリグラフィーの手引き』について

ビブリオポリ-フーフナーヘル-カリグラフィー

『いと美しきカリグラフィーの手引き/Mira calligraphiae monumenta』は、神聖ローマ皇帝フェルディナンド1世の宮廷秘書官及び能書家であったゲオルグ・ボチカイ(Georg Bocskay)により、まず書体部分について1561〜62年にかけて作成されました。
129葉からなるこの手引書では、カリグラフィーの概念を体系的に理解すると共に、彼の卓越した技量を伺い知ることができます。

フェルディナンド1世の孫に当たるルドルフ2世(1552-1612)は、教養に富み、優れた文化人として芸術や学問を擁護しました。
彼の下にはティントレット、ジュゼッペ・アルチンボルドといった才能豊かな芸術家達が集まっていましたが、ボチカイの死(1575年)から15年ほど経過して、そのうちの一人、ヨーロッパ屈指の細密画家、ヨーリス・フーフナーヘル(Joris Hoefnagel、1542-?1601)に、余白部分を絵で埋めるよう命じました。
この書物を飾る多彩なイラストは、植物や昆虫の他、皇帝の紋章や神話等を含み、書体完成から約30年後の1591〜96年に作成されました。
しかし、そのどれもが同時に描かれたかのようにカリグラフィーと完璧に一体化しており、こうして時を隔てた二人の天才による共作として、今日でも最高傑作とみなされるカリグラフィーの手引き書が誕生しました。

皇帝ルドルフU世の『動物誌』について

皇帝ルドルフU世の下には才能豊かな芸術家達が大勢集まっていましたが、そのうちの一人、当時屈指の画家、ヨーリス・フーフナーヘル(Joris Hoefnagel、1542-1601)は、四大元素(火、土、水、風)に対応する4巻からなる動物誌を作成、編纂しました。
各巻のタイトルは、
ビブリオポリ-フーフナーヘル-鳥 1. 火:Animalia rationalia et insecta (ignis)
2. 土:Animalia quadrupedia et reptilia (terra)
3. 水:Animalia aquatilia et conchiliata (aqua)
4. 風:Animalia volatilia et amphibia (aier)
とされ、今日の自然科学からすれば不合理ではあるものの、四大元素に基づき分類された動物の詳細が、ときにラテン語のモットー、エピグラム、聖書の詩句と共に、数々の図版に精緻に描かれています。
これら4巻は、当時知られていた動物界の全容を表していると見なされ、16世紀の自然科学における重要な記念碑として位置づけられます。
その注文に関する資料は残されていませんが、かつては皇帝ルドルフU世の宮廷に保管されていたこともあり、フーフナーヘルが皇帝のために1000金クラウンで制作したとも言われています。

フーフナーヘルのアートカタログ

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